タンブラーは今や日常生活に欠かせない存在。
その人気の理由には、手軽に持ち運びできることや、保温・保冷効果が高い点が挙げられます。
しかし、長く愛用するためには正しいお手入れが重要。
この記事では、タンブラーが食洗機に適していない理由や、材質ごとの相性について解説しています。
タンブラーが食洗機で洗えない理由とは？
高温と強力な洗剤による影響
食洗機は非常に高温で洗浄するため、タンブラーの塗装や表面加工に大きなダメージを与えることがあります。
特に、ステンレス製やプラスチック製のタンブラーは、この高温によって内部の断熱効果が損なわれ、保温・保冷機能が低下する可能性が高いです。
また、食洗機で使われる強力な洗剤もタンブラーに悪影響を及ぼすことが。
塗装が剥がれたり、変色したりといったトラブルが起こりやすくなります。
水圧と衝撃での劣化リスク
さらに、食洗機内部の強力な水圧も問題です。
食器同士がぶつかることで、タンブラーが傷ついたり、表面に細かいひびが入ったりすることがあります。
特に、プラスチック製のタンブラーは軽量なため、食洗機内でひっくり返りやすく、思わぬダメージを受けることも。
タンブラーを大切に使いたいなら、手洗いが基本と言えます。
タンブラーの材質と食洗機の相性
やってしまった…シャレム＆サハルのタンブラーを食洗器にかけてしまい塗膜がはがれてしまった…私を反面教師にこうならないように気をつけようね。画像ははがれたやつとはがれてないやつ。2個持ってるからダメージはすくな…くはない… pic.twitter.com/AcoBsFhhKh
— 義経提督@グラブル垢 (@AdmYoshitsune) July 16, 2023
ステンレス製タンブラーの場合
ステンレス製タンブラーは耐久性が高く、丈夫なイメージがありますが、実は食洗機との相性が良くありません。
高温や洗剤の影響で、外側の塗装が剥がれたり、内部の断熱構造が壊れたりするリスクがあります。
ステンレス製のタンブラーを長持ちさせたいなら、やはり手洗いをおすすめします。
プラスチック製タンブラーの注意点
プラスチック製のタンブラーは、手軽で軽量なのが魅力ですが、食洗機での使用は避けるべきです。
高温に弱く、変形することが多いからです。
また、食洗機の水圧によって表面に傷がつくことも。
さらに、強力な洗剤がプラスチック表面を劣化させる原因になります。
こちらも手洗いが最適です。
ガラス製タンブラーのリスク
ガラス製のタンブラーは、見た目が美しく、汚れがつきにくいメリットがありますが、食洗機での使用には注意が必要です。
食洗機内で他の食器とぶつかると、割れたり、欠けたりするリスクが高まります。
また、薄いガラスは特に破損しやすいため、洗浄の際には慎重に扱うことが大切です。
食洗機対応タンブラーの選び方
タンブラーを食洗機で洗いたいという方にとって、食洗機対応の商品を選ぶことはとても重要です。
食洗機に入れることで時間も手間も省ける一方、対応していないタンブラーを使うと、劣化や破損の原因に。
そこで、以下のおすすめ商品を参考にしてみてください。
KINTO「トゥーゴータンブラー」
KINTOの「トゥーゴータンブラー」は、食洗機対応でありながらデザイン性と機能性を兼ね備えた一品。
ステンレス製の真空二重構造で、長時間の保温・保冷が可能です。
洗浄がしやすく、毎日の使用にもぴったり。
ボダム「トラベルプレスセット」
コーヒー好きにおすすめしたいのが、ボダムの「トラベルプレスセット」。
コーヒープレス機能が付いていて、自分好みのコーヒーをどこでも楽しめます。
食洗機対応なので、手間なくいつでも清潔に保てます。
ポチップ
タンブラーを長持ちさせる正しい洗い方
お気に入りのタンブラーを長く愛用するためには、正しいお手入れが欠かせません。
食洗機対応であっても、丁寧に手洗いすることで、より長く美しい状態を保つことができます。
手洗いのポイントと注意点
手洗いをする際には、中性洗剤を使用し、柔らかいスポンジで優しく洗うことが大切。
特に、ステンレス製やプラスチック製のタンブラーは、硬いたわしを使うと傷がついてしまうことがあるので注意が必要です。
内側の汚れが気になる場合は、専用のブラシを使うと便利です。
また、洗い終わった後はしっかりと乾燥させることがポイント。
水分が残ると錆びやカビの原因になってしまいます。
クエン酸や重曹を使った定期的なメンテナンス方法
クエン酸や重曹を使った洗浄も効果的です。
月に一度くらいは、ぬるま湯にクエン酸や重曹を溶かしてタンブラーの中に入れ、しばらく放置してから洗い流しましょう。
これにより、茶渋や臭いの原因となる汚れをすっきり落とせます。
特に、コーヒーや紅茶を頻繁に飲む方にはおすすめです。
まとめ
タンブラーを食洗機で洗うことは便利ですが、対応していないものを誤って使うと劣化や破損の原因になります。
高温や強力な洗剤によって、タンブラー本来の機能が損なわれてしまうリスクがあることを覚えておきましょう。
