冬場には欠かせないブーツ。
その種類は多岐にわたり、ショートブーツからロングブーツ、ニーハイブーツ、ブーティ、ムートンブーツに至るまで、暖かさはもちろん、ファッション性にも富んでいます。
これらは冬の間大いに役立ちますが、春が近づくにつれて「このブーツ、まだ履き続けても問題ないかな？」と思う時がありますね。
季節の移り変わりで浮かないよう、どのタイミングでブーツから別の靴に切り替えるかが気になるところです。
多種多様なブーツの中でも、なるべく長く楽しみたいと考える人は多いはずです。
今回は、ブーツをいつまで楽しめるかに焦点を当ててみます。
ロングブーツやムートンブーツ、ブーティなど、種類に応じてどれくらいの時期まで適しているかについて詳しく説明しますので、チェックしてみてください。
ブーツを選ぶ際の基本的な考え方
春が近づいてもブーツを履くときは、まず素材に注目！
大きく2つのカテゴリーに分けて考えましょう。
ファー、ムートン、スエードなどのもふもふした素材のブーツで考えると、
- ロングブーツは2月末まで
- ショートブーツも2月末まで
革製のブーツで考えると、
- ロングブーツは3月中旬まで
- ショートブーツは4月中旬まで
もふもふ素材のブーツ
冬らしい暖かみのある素材のブーツは、季節が変わると自然と出番が少なくなります。
ファーが付いたブーツや、UGG、Emuのようなムートンブーツは寒い季節以外では少し浮いてしまう可能性があります。
スエード素材も同様に、冬のイメージが強く、春になると馴染みにくくなります。
毛の質感が目立つ素材のブーツは、丈の長さにかかわらず2月末までが履く適切な期間と言えるでしょう。
革製のブーツ
より汎用性の高い革製のブーツは、少し長めに楽しむことができます。
丈の長さに応じて適切な期間が異なり、ロングブーツは3月中旬まで、ショートブーツはデザインにもよりますが4月中旬までが目安です。
ブーツごとの最適な履き分け時期
ブーツを選ぶ際の一般的な目安を理解した上で、具体的に各タイプのブーツをどのくらいの期間楽しめるか詳しく見てみましょう。
ブーティ
- もふもふ素材：2月末まで
- 革製：5月中旬まで
- オープントゥ、クロスベルト、メッシュ素材：一年中OK
ブーティは足首が見えるくらいの丈のため、ロングブーツと比較して長期間の使用が可能です。
素材に応じて履ける期間は変わり、冬向けのもふもふやファー素材は2月末までが目安です。
反面、革製のブーティは春先から、場合によっては5月中旬まで快適に過ごせます。
ブーティをさらに長く楽しみたい場合は、オープントゥ、クロスベルト、メッシュ素材など、通気性が良く足全体を覆わないデザインがおすすめです。
これらのデザインなら、季節を問わずにオシャレを楽しむことができます。
ショートブーツ
- もふもふ素材：2月末まで
- 革製：3月末まで
ふくらはぎの中程度の長さのショートブーツは、もふもふ素材であれば2月末まで、革製であれば3月末までが好ましい時期です。
UGGやEmuのようなムートンブーツも、冬のイメージが強く2月末を目処にすると良いでしょう。
革製のショートブーツは、3月末までは季節を問わず履くことができますが、それを過ぎると暖かさが気になるかもしれません。
ミドルブーツ・ロングブーツ
- もふもふ素材：2月末まで
- 革製：3月中旬まで
足をしっかりと覆うミドルブーツやロングブーツは、履く時期がより限定されます。
もふもふ素材は2月末まで、革製でも3月中旬までが適しています。
夏にロングブーツを履く海外セレブのようにかっこよく見えるかもしれませんが、日本の季節感にはそぐわないことも。
気温と相談しつつ、早めに季節に合った靴への切り替えを推奨します。
ニーハイブーツ
- すべての素材：2月末まで
膝上までの長さがあるニーハイブーツは、素材に関係なく2月末までが履き時の目安です。
長期間履き続けると、季節感から外れた印象を与えかねません。
ブーツの履き時期を見極める追加ポイント
ブーツをいつまで履くかの基本的な目安を説明しましたが、判断を下す際に考慮すべき他の要因も存在します。
他人のファッションからヒントを得る
ブーツの履き時期に迷ったときは、外出先で他の人々の足元を観察してみましょう。
多くの人が徐々に靴のスタイルをシフトしていくので、その流れに乗ることで、自分だけが浮いた印象になるのを避けることができます。
気温や地域性を考慮する
適切なブーツの履き時期は、居住地によっても変わってきます。
一般的には2月までとされるもふもふしたブーツも、北海道のように3月でもまだ寒い地域では長く履ける場合があります。
住んでいる地域の気候やその日の天候を基に判断しましょう。
春夏に向けたブーツ選び
春や夏にブーツを履きたいと考えている人もいるでしょう。
暖かい季節に合ったブーツを選ぶポイントを紹介します。
- 軽量な素材を選ぶ
- 明るい色のものを選ぶ
- 足をあまり覆わないデザインを選ぶ
これらのポイントを押さえたブーツなら、暖かな季節でも快適かつおしゃれに過ごせます。
重たい素材よりは軽くて薄手のもの、暗色よりもベージュやライトブラウンなどの明るい色が推奨されます。
また、オープントゥやメッシュ素材のブーツを選ぶと、さらに涼しさを感じさせることができます。
新しい季節の始まりには、新たなスタイルのブーツを試してみてはいかがでしょうか。
ブーツ履き時期のまとめ
冬季に頻繁に使用したブーツの履き時期について、概要と追加で考慮すべきポイントをご紹介しました。
春の訪れと共に気温が上がるにつれ、より春らしい軽快な靴に少しずつ切り替えていくことが、洗練されたファッションを演出する鍵となります。
冬用ブーツは、次の寒い季節を迎えるまで大切に保管して、またその時期が来たら存分に活用しましょう。
