浴衣を着る際には持ち物にも気を使わなければなりません。
特にバッグは重要なアイテム。
手荷物を持ち歩くためのバッグがないと、せっかくの浴衣姿もどこか不便に感じてしまうかもしれません。
また、浴衣に似合わないバッグを持つと、全体のコーディネートが台無しになってしまうこともあります。
しかし、「浴衣は持っているけれど、バッグがない!」という悩みはよく聞かれます。
特に急な予定で浴衣を着ることになった場合、手持ちのバッグでどうにか対応しなければならないこともあるでしょう。
そこで、今回は手持ちのバッグを上手に活用して、浴衣に似合うコーディネートを実現するためのポイントをご紹介します。
浴衣に合う代用バッグの条件
浴衣に合うバッグを見つけるためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
手持ちのバッグを上手に活用するための条件を見ていきましょう。
コンパクトで軽量
まず、バッグはコンパクトで軽量なものが理想的です。
浴衣は普段の洋服よりも軽やかな印象を持たせるものなので、大きくて重いバッグは不釣り合いになります。
できるだけ小さめで、必要最低限のものが入るサイズのバッグを選びましょう。
ミニトートバッグやポシェットなどが浴衣にはぴったりです。
和風素材またはシンプルデザイン
次に、素材やデザインも重要です。
浴衣は和のテイストを持つ衣装なので、できれば和風の素材やデザインのバッグが理想です。
しかし、和風のバッグが手元にない場合でも、シンプルで落ち着いたデザインのバッグなら、浴衣に合わせやすくなります。
例えば、布製のバッグやカゴバッグ、シンプルなトートバッグなどは、浴衣との相性が良いです。
カラーバランス
最後に、色のバランスにも気を配りましょう。
浴衣の色や柄に合う色のバッグを選ぶことで、全体のコーディネートがまとまりやすくなります。
浴衣が鮮やかな色や柄の場合は、バッグはシンプルな色合いにすると良いでしょう。
逆に、浴衣がシンプルなデザインなら、バッグでアクセントをつけるのもおすすめです。
色のバランスを考えることで、より洗練された浴衣姿を演出することができます。
代用品1:巾着
巾着は、昔から日本の伝統的な袋物として親しまれてきました。
軽くて持ち運びがしやすく、開け閉めも簡単なため、実用性が高いのが特徴です。
和柄や無地、刺繍入りなどデザインも豊富で、自分の好みに合わせて選べるのも魅力のひとつです。
巾着の魅力はその可愛らしさと使いやすさにあります。
コンパクトながらも意外と収納力があり、お財布やスマホ、ハンカチなど必要なものをしっかり入れることができます。
紐をキュッと締めるだけで中身が見えないので、防犯面でも安心です。
代用品2:かごバッグ
かごバッグは浴衣との相性が抜群です。
浴衣の和風な雰囲気にマッチし、ナチュラルな素材感が全体のコーディネートを引き立ててくれます。
特に、花火大会や夏祭りといった夏のイベントには、かごバッグを持っていくことで、より一層オシャレを楽しむことができます。
利用シーンとしては、ちょっとしたお出かけやピクニックなど、カジュアルな場面に最適です。
また、かごバッグは収納力があるため、お弁当や飲み物、タオルなどを持ち運ぶのにも便利です。
使い勝手が良く、見た目も可愛いかごバッグは、夏のコーディネートに欠かせないアイテムです。
代用品3:ビニールバッグ
ビニールバッグは、透明感のある素材が特徴で、見た目に涼しげな印象を与えます。
軽くて水にも強いため、突然の雨にも対応できるのが嬉しいポイントです。
ビニールバッグは、そのカジュアルなデザインから、普段使いにも最適です。
浴衣に合わせる際には、シンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
中身が透けて見えるので、かわいいポーチやアクセサリーを見せるコーディネートも楽しめます。
代用品4:ミニトートバッグ
ミニトートバッグはシンプルなデザインが多いため、浴衣に合わせてアレンジするのも楽しみのひとつです。
例えば、浴衣の色や柄に合わせて、バッグにアクセサリーやチャームを付けることで、オリジナルのコーディネートが完成します。
和風の布やリボンを使ってデコレーションするのも素敵です。
また、バッグの素材によっても印象が変わります。
キャンバス地のものならカジュアルな雰囲気に、レザー調のものなら少し大人っぽい雰囲気になります。
浴衣の柄や色に合わせて、自由にアレンジを楽しんでください。
代用品5:風呂敷
風呂敷は、日本の伝統的な布であり、その使い方は非常に多岐にわたります。
風呂敷を使ってバッグを作る方法は、簡単で誰でもすぐにできるのでおすすめです。
以下に、基本的な風呂敷バッグの作り方を紹介します。
- 風呂敷を広げる: 風呂敷を広げて、対角線上に置きます。
- 結び目を作る: 両端の角を持って、中央で固く結びます。
これがバッグの持ち手部分になります。
- 袋部分を作る: 残りの二つの角を持ち、もう一度中央で結びます。
この結び目が袋の底部分になります。
これで、簡単に風呂敷バッグが完成です。
サイズや形を変えたい場合は、結び方を工夫してみてください。
風呂敷バッグは、持ち運びが便利で、使わないときはコンパクトに折りたためるのも魅力です。
浴衣に合わないバッグ
大きいバッグや黒いビジネスバッグの問題点
浴衣には、小ぶりで軽やかなバッグが似合います。
そのため、大きいバッグや黒いビジネスバッグは、浴衣に合いません。
これらのバッグは、どうしても重々しい印象を与えてしまい、浴衣の軽やかな雰囲気を壊してしまいます。
また、ビジネスバッグのようなフォーマルなデザインは、カジュアルでリラックスした浴衣のスタイルにはミスマッチです。
肩掛けやリュックがNGな理由
肩掛けバッグやリュックも、浴衣には不向きです。
肩に掛けることで、浴衣のシルエットが崩れてしまうことが多く、見た目がだらしなくなりがちです。
特にリュックは、背中に重みがかかり、帯の形が崩れる原因にもなります。
浴衣の美しいラインを保つためには、手に持つタイプのバッグを選ぶことが重要です。
100均アイテムで浴衣コーディネート
100円ショップでは、浴衣にぴったりのアイテムが数多く揃っています。
巾着袋や風呂敷、小物入れなど、浴衣に合わせやすい和風のグッズが手軽に購入できます。
また、アクセサリーやヘアピン、扇子などもあり、これらを使うことで浴衣のコーディネートが一層引き立ちます。
プチプラアイテムで全身コーデ
プチプラアイテムを上手に使えば、手軽におしゃれな浴衣コーディネートが完成します。
例えば、和風の柄が入った巾着や風呂敷を使ってバッグを作ったり、ヘアアクセサリーで髪を飾ったりするだけで、ぐっと雰囲気がアップします。
また、夏らしい扇子を持つと、見た目にも涼しげで素敵です。
100円ショップのアイテムを活用して、低コストでおしゃれな浴衣スタイルを楽しんでください。
まとめ
浴衣に合うバッグを見つけるためには、コンパクトで軽量、和風素材やシンプルなデザイン、カラーバランスを考慮することが重要です。
巾着、かごバッグ、ビニールバッグ、ミニトートバッグ、風呂敷など、手持ちのアイテムを上手に活用して、浴衣に合うバッグを選びましょう。